2006年 05月 19日
前回のエントリーの続きで、今回は投資家サイド、マネージャーサイド双方からの大量の新規参入によって、ヘッジファンド市場の景色がどう変わってきたのかについて考察してみたいと思います。 ヘッジファンドの世界はまだまだ発展途上なので、あらゆる側面から見て課題は尽きないのですが、ヘッジファンドに投資する側の視点から言うと、やはりここ数年における一番の関心は、何といってもそのパフォーマンスではないでしょうか。一言で言えば、2004年くらいから、ヘッジファンド投資の妙味が大きく低下してきたと言われています。 More #
by th4844
| 2006-05-19 05:04
| Hedge Fund
2006年 05月 18日
このブログへのアクセス数が急増しております。きっとharry_gさんのウォールストリート日記で改めてご紹介頂いたお陰ではないかと思います。毎度のことながら大変恐縮です。私はヘッジファンドへの投資を専業とするファンド・オブ・ファンズ運用会社に勤務していますので、ヘッジファンドのことをよく見聞きする立場にありますが、しかしインサイダーではありません。ただのメジャーリーグ通がメジャーリーガーとは全く違う生き物であるように、私に出来ることは外から見た様子を描写することくらいです。しかし、それほど深くなくとも広く業界全体を見渡すのが仕事ですから、今後も業界のトレンドなどについては少しはそれらしいことがお伝え出来るといいなと思っています。 さて、年初からのヘッジファンドのパフォーマンスを見ると、日本株ロング・ショートは昨年の反動もあってやや苦戦中ですが、残りの戦略は概ね快調なようです。弊社の投資対象ユニバースの中でも、昨年宣伝した通り、欧州株ロング・ショートは特に好調です!せっかく足許のパフォーマンスが落ち着いているので、目先の心配をしなくていいうちに(笑)、少し長い目でみたヘッジファンド投資の来し方と行く末、そしてそこで私の勤務先のようなファンド・オブ・ファンズが果たせる役割などについて、思うところを書いてみたいと思います。 More #
by th4844
| 2006-05-18 04:53
| Hedge Fund
2006年 05月 17日
帰国中はいろいろとありがとう。先週末に引越しをしたので、まだ家中ダンボール箱だらけだし、電話も引けてないしで、かなりドタバタしてます。そんなわけで、遅れ馳せながらの母の日のメッセージです。 More #
by th4844
| 2006-05-17 03:41
| Me, Family, Friends
2006年 05月 12日
またしても音信不通になってしまって、申し訳ございませんでした。実は久しぶりにちょっと東京に出張したりしていたので、その事前準備や事後のフォローアップ等もあって、ここのところ少々忙しくしておりました。 出張の全日程終了後には、少し休暇をもらって妻子と合流して実家にも寄ってきました。両親にとっては待望の初孫とのご対面と相成った訳ですが、初節句ということで立派な五月人形や鯉幟まで用意されていて、なんだか至れり尽くせりの歓待でした。 そして、我が家は今週末に引越しを予定しています。不動産ブームの煽りで家賃が驚異的に高くなってしまったロンドンにあって、これまで我が家はなるべく家賃を抑制する方針でやりくりしてきたのですが、子供が生まれ、彼が段々と大きくなってくると、さすがに妻と2人で暮らしていた部屋では手狭になってきました。英国に来て3箇所目となる今回の新居は、ベビーカーを伴っての機動力を重視して、初めて1階(英国風に言えば地階)の部屋に入ることにしました。ということで、念願の“庭付き”生活になるので、夏の夕方には外で食事を楽しむことも出来そうです。 それにしても、冬場の憂鬱な曇天とは打って変わって、欧州もいよいよ素晴らしい季節になってきました。5月から7月くらいにかけてのロンドンの爽やかな夏の空と風は最高です。今日、昼休みにサンドイッチを買いに外に出てみると、どこのパブの前も、昼間からビールを立ち飲みしながら談笑する人で溢れ返っていますし、公園では芝生の上で昼寝するビジネスパーソンがうようよしていました。毎年すっかり見慣れた英国名物職場放棄の光景です。 東京滞在中の雑感や、ヘッジファンド業界の最近の動きなど、書きたいテーマはいろいろとあるのですが、もう少し落ち着いたところで改めて考えてみたいと思っています。 それでは、また。 #
by th4844
| 2006-05-12 04:32
| Me, Family, Friends
2006年 04月 16日
from the cradle to the grave (ゆりかごから墓場まで)という余りにも有名なフレーズに代表される通り、かつての大英帝国の繁栄を背景として伝統的に英国の福祉は非常に充実しています。とりわけ、National Health Service(NHS)と呼ばれる国民医療制度は、私のような外国人労働者も含めた全ての市民に対して無料で医療を提供するという壮大なミッションを帯びています。
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by th4844
| 2006-04-16 11:04
| London, UK, Europe
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