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2005年 12月 31日

除夜の鐘が鳴り始めるその前に・・・

ロンドンはまだ朝ですが、日本はもうすぐ紅白歌合戦やら格闘技イベントが始まって、あっという間に除夜の鐘が鳴ってしまう時間ですよね。

ブログを通じて皆様との接点が出来た2005年は、後から振り返ってみてもきっと大変印象に残る年になっていると思います。当ブログにコメントを頂いた方は勿論のこと、読んで頂いているだけでも、『訪問者数』がどんどん増えていくのは大いに励みになりました。本当にどうも有難うございました。新年も変わらぬご厚誼の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

そして、我が家にとっても長男を授かった2005年は忘れえぬ年となりました。結婚は手続きや儀式に過ぎないといったケースも多々あり、頭の中はともかく、必ずしも生活そのものを大きく変えるものではありません。しかし、子供が出来ると精神的には勿論のこと、物理的にも夫婦の生活は大きく変化します。女性の場合には、自身の体さえも変化(進化)します。彼の誕生を境にして生活やら価値観がこれだけガラっと変わったことからすれば、まさに紀元前と紀元後といった言葉を使っても我が家においては過言ではありません。今日でちょうど生後100日ですので、今日は尾頭付きの魚でも焼いて、ひっそりと『お食い初め』とやらを実施する予定です。僅か3ヶ月の間に、彼の体重は倍増し、おむつのサイズが変わり、着れない服もどんどん出てきて、目が見えるようになって、『あー』とか『うー』とか『ふんごー』という声にならない声を発するようになり、笑顔には笑顔で応えてくれるようになりました。来年はどんな成長を見せてくれるのか、とにかく楽しみでなりません。

それでは、皆様どうぞよいお年をお迎えください。2006年が皆様にとって更なる飛躍の年となるようお祈りしております。
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by th4844 | 2005-12-31 18:08 | Me, Family, Friends
2005年 12月 29日

オフショアセンターというビジネスモデル

英領ガーンジー島は、フランスのノルマンディー地方の北東の沖合に位置していて、ロンドンからはプロペラ機で45分くらいの距離にあります。伊豆大島を二回りくらい小さくしたくらいの面積に6.5万人(ちなみに伊豆大島の7倍くらいです)が暮らしています。もともとは酪農くらいしか基幹産業がなかったようなのんびりとした雰囲気の島で、4年程前に初めて訪れた時にも人間と牛と自動車とヨットの数が同じくらいなのではないかという錯覚を覚えたほどです。しかし、最近のこの島の変貌には目を見張るものがあります。聞けば、ここ3年くらいの間に人口は1割以上増加しているそうです。

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by th4844 | 2005-12-29 07:31 | London, UK, Europe
2005年 12月 23日

LBOを支えるヘッジファンド、相乗りするヘッジファンド、逆手に取るヘッジファンド

クリスマス休暇シーズンでマーケットもだいぶ閑散としてきたようですが、今月はハイイールド債市場では注目のハーツの大型起債がありました。日本の事業債なら500億円あれば大型起債と言われるところですから、いかに懐の深い米国のハイイールド債市場といえど、今回の総額3,000億円近い起債はやはりそれなりの規模ということになります(規模でいえば今年2番目のサイズだそうです)。

レンタカー大手のハーツはフォードの虎の子とも言える優良子会社でしたが(ちなみにその昔はGM傘下だったようです・・・)、フォードが経営危機に瀕していることから、この9月に大手LBOファンド等の投資家連合へ総額150億ドルでの売却が発表されていたものです。この辺りのことはharry-gさんのウォールストリート日記やdiwaseさんのハーバード留学記に詳しいですが、両氏が書いていらっしゃる通り、やはりこの様な超大型のLBO案件が成立するのも、それを支えるだけのデットがついてこその話です。確かに、各種レポート等を読む限りではハーツのキャッシュフローの堅実さやLBOしたエクィティ投資家のスジの良さなどには広範な支持があったようですが、それでもやはりこれだけの規模の案件ですから、『本当にDe-lever出来るのか』という極めて真っ当な疑問を呈する向きも少なからずありました。格付け会社もやや厳し目の評価を下しています。ハーツの再建の可能性についてのデットマーケットの投資家のコンセンサスがどの辺りにあるのかを見極めるのみならず、2006年のクレジット市場の行方を占う上でも、今回の起債のプライストークがどうなるのか、大きな関心を持って本件を見守っていました。しかし、蓋を開けてみればそんな懸念はどこへやら。どうやらロードショーの段階からかなりの引き合いがあったようで、ローンチスプレッドもマーケティングレンジの下限での決定となりました。また、ほぼ同時期にローンチされたバンクローンも同様にかなりのOversubscriptionとなったようで、セカンダリーでのクォートも堅調に推移しています。

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by th4844 | 2005-12-23 08:32 | Hedge Fund
2005年 12月 20日

飲み歩き

今週はもうクリスマス休暇の帰省ラッシュが始まっているようで、電車やオフィスの中もだいぶ閑散としてきましたが、先週、先々週あたりは英国もクリスマスパーティーという名の忘年会シーズン真っ盛り。かくいう私も、それなりに飲み歩いていました。邦銀時代の先輩、高校の同級生、勤務先のクリスマスパーティー、裏クリスマスパーティー(ここ数年の間に弊社を退職した元同僚たちによる“同窓会”です。辞めてもいないのになぜか呼ばれてしまいます・・・)などなど、家で子供の世話をしてくれている妻には本当に申し訳ないのですが、やっぱりこういうところへ出かけて行って思い出話に花を咲かせたり、お酒の力を借りていろいろな人の意外な一面を発見したりするのは楽しいものです。

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by th4844 | 2005-12-20 07:13 | Career
2005年 12月 13日

週末のわが家

先週末は二日連続で家族揃ってパーティーにお邪魔してきました。

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by th4844 | 2005-12-13 08:57 | Me, Family, Friends
2005年 12月 09日

英国におけるヘッジファンド規制

少し前のことですが、ロイターにこんな記事がありました。FSAが在英の主だったヘッジファンドマネージャーを招いて意見交換のための朝食会を開くことになっていて、しかも1万円相当の会費を徴収するということで、呼ばれた方のマネージャー達が『勝手に呼びつけておいて、しかもカネまで取るとはどういうことだ!』と怒っているという内容です。この記事自体は『1万円もする朝食会なのに、サーブされるのはクロワッサンなど簡単なもののみで、ベーコンエッグも出て来ないようだ』など、やや面白おかしく書かれ過ぎているきらいがありますが、確かにFSAがヘッジファンドマネージャーとこうした類の非公式の会合を頻繁に持っていることは良く知られています。

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by th4844 | 2005-12-09 09:00 | Hedge Fund
2005年 12月 06日

『20~30歳代社員の75%が仕事に無気力』は本当?

75%が仕事に無気力=20~30歳代社員-野村総研調査

上場企業の20―30歳代正社員の75.0%が「現在の仕事に無気力を感じている」ことが、野村総合研究所が5日発表した「仕事に対するモチベーションに関する調査」で分かった。4割以上が転職を希望しており、同社は「仕事での成長実感や社会的意義を感じられず、容易に転職を考えがちな若者の姿が浮き彫りになった」としている。 (時事通信) - 12月5日15時1分更新


何ともセンセーショナルな調査結果ですが、『ん?絶対にそんなことはないだろう』と思ってニュースソースを当たってみました。確かに調査を行った野村総研は

『今回の調査から、仕事での成長実感が薄く無気力を感じ、仕事に対する社会的意義も感じられず、容易に転職を考えがちな若者の姿が浮き彫りになりました。現在の仕事に対して無気力を感じる人は75.0%(「よく無気力を感じる」16.1%、「ときどき無気力を感じる」58.9%)でした』

という結論を導出して、退廃的な若者の就業モラルについての危機感を煽っています。

しかし、無気力な若者というレッテルを貼られた集団の大半を占める『ときどき無気力を感じる』人のかなりの部分は、きっと『ときどき充実感も感じている』と考えるのが自然でしょうから、そうだとすれば、問題視すべきは『よく無気力を感じる』の16%のみとなるはずです。これって、そんなにびっくりするような数字ではないですよね。どちらかというと、思ったよりも健全なくらいです。

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by th4844 | 2005-12-06 06:13 | Career
2005年 12月 04日

Edvard Munch

毎朝、地下鉄の駅を出てオフィスへ向かう途中にRoyal Academy of Artsという美術館の前を通ります。『今月の展示』を告げる大きなポスターの内容に興味を惹かれることも多いのですが、何故かその中まで足を運ぶ機会がありません。

今、公開中のムンク展(Edvard Munch by Himself)も、見ておきたいなあと思いながら1週間、また1週間と過ぎてしまっていたのですが、先週金曜日の夜、ついにちらっと寄って来ることが出来ました。金曜日は10時まで開館しているので非常にありがたいのですが、私のようなふらっと寄り道系の人も多いのでしょうか、思ったよりも混雑しています。少しの行列を我慢してクロークに上着と鞄を預けた後、身軽になった解放感も手伝って、思わず正面の階段を駆け上がります。

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by th4844 | 2005-12-04 21:21 | London, UK, Europe
2005年 12月 02日

最近のディスカッションから

最近、日本の証券会社の方々のご訪問を頂いて、ヘッジファンドやその周辺産業の動向について個人的な意見交換をする機会がありました。先方はこれからファンド・オブ・ファンズの新商品を投下するとのことで(残念ながら今回は弊社の商品ではないのですが・・・)、いろいろとその準備に奔走していて、大変充実しているようでした。席上たくさん質問を頂いたので、私見と断った上でいろいろとお話をさせてもらったのですが、ひとつ気になったのが、先方が発した『今年は軒並みパフォーマンスが厳しいですよね。特にロング・ショートとイベント・ドリブンが結構やられてしまって・・・』という一言でした。

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by th4844 | 2005-12-02 07:21 | Hedge Fund