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2006年 11月 29日

ロンドンオフ会模様

いつもお世話になっているcanary-londonさんが、災厄の連鎖を断ち切るべく遂に引越しを決意なさったとのことで、厄払いと引越し前祝を兼ねて(?)先日ホームパーティーを開いて下さいました。新居に越した時に親しい人を呼ぶのがhousewarming partyなら、さしずめこれはhousecooling partyといったところでしょうか?




子連れで参加出来るようにと、せっかく明るい時間からのスタートにしてもらったにも拘わらず、どういうわけかすっかり遅刻してしまった我が家。ウワサに違わぬゴージャスなフラットの佇まいに圧倒されながらお部屋に到着すると、既に皆さんお揃いでした・・・。今回のゲストは、ほんの数ヶ月前にロンドンにいらっしゃったとは思えない程に熱心に欧州諸国の視察に励んでいらっしゃるももんが先生の他、先日ももんが先生に引き合わせて頂いた私の前勤務先でロンドン駐在中のNさん、そしてcanary-londonさんとある意味で非常に良く似た境遇で頑張っていらっしゃるMさん。Mさんにはこの日初めてお目にかかることが出来ました。canary-londonさんの日頃のピアノレッスンの成果を拝聴することが出来なかったのは残念でしたが、他愛もない話で盛り上がったり、体調を崩してしまって来れなくなってしまったももんが先生の奥様を含めた皆さんの手料理を堪能したりと(どれもこれもすごく美味しかったです!)、我が子が人見知りをしていつもよりおとなしくしているのをいいことに、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。改めまして、皆さんどうも有難うございました。

それにしても最近特に強く思うのですが、ブログを通じて参加させて頂いていたバーチャルなコミュニティを、ここロンドンでも(リンクさせて頂いているNYの皆さんに負けじと!)ようやく少しずつリアルなネットワークへと昇華させることが出来てきた気がします。今にして思えば、ロンドンに来たばかりの私は、『せっかくロンドンに来たのにここで日本人のコミュニティにどっぷり浸かってしまっては勿体無い』などと肩肘を張り過ぎていたようです。しかし、後になって気付いたのですが、海外にいると、日本にいるよりも遥かに気軽にいろいろな分野で活躍されている日本人の方々と知り合う機会もあり、しかも気の合う人とも多く出会えるような気がします。ロンドンでも東京でもニューヨークでも、マクドナルドのハンバーガーを食べ、スターバックスでコーヒーを楽しみ、寿司をつまむ。高速インターネットでどことでも繋がるし、インテリジェントビルの様式も似ているし、多国籍企業で働けばビジネスの内容や進め方も然程大きくは変わりません。ひょっとすると、インフラというかハードウェアという意味では、もはや東京からロンドンに引っ越すサラリーマンよりも、山奥の農村から都会に出てくる若者の方が、もっと大きなカルチャーショックを受けるのではないかとさえも思ってしまいます。一方、さりとてやはり実際に根を下ろして生活してみれば、21世紀といえどもやはりいろいろと知らないこと、面倒なこと、難しいことに出くわすものです。そういう同じようなハンデを負ったような境遇においては、同郷の人間が互いに互いを求め合うのはごく自然なことです。海外におけるいわゆる日本人コミュニティは、恐らくは東京における県人会みたいなもので、日頃の緊張感から解放してくれる適度に心地よい空間を提供してくれる貴重な機会となっているのです。そして、そういう強烈な体験をともにした戦友との友情いうものは、帰国してからも意外に長続きするようです。残念ながら私はそういうポジティブな認識を持つようになるのがだいぶ遅かったのですが、それを挽回するべく最近はむしろ意図的にロンドンの(或いは欧州の)日本人との結びつきを求めてあちこち徘徊するようにしています。

私事ではありますが、実は11月は我が家にとってはいろいろと節目となる月でして、今月で結婚生活5周年を迎え、ロンドン生活もいつの間にやら5年目に突入してしまいました。海外で生活し、海外で働くというのはごく限られた時間の貴重な経験なので、とにかくそれを有意義なものにして、自分たちの人生をより豊かなものにしていきたい。4年前に初めての海外暮らしを始めるに当たって随分と強く意識したものですが、慣れというのは恐ろしいもので、月日が経つに連れて知らず知らずのうちにロンドンのスローなテンポにどっぷりと腰まで浸かってまだ若い筈なのに妙にリラックスしてしまっている自分がいます。ももんが先生やcanary-londonさんのフットワークを見習わないといけませんね。
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by th4844 | 2006-11-29 08:09 | Me, Family, Friends


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